定額減税額の給与明細への表記が義務付けられます
2024/5/21
政府は、6月から実施する定額減税について、給与明細に所得税の減税額の明記を義務付けます。
定額減税とは、所得額に関係なく同じ額を所得税から差し引いて、税負担を軽減する減税方法のことで、納税者本人とその扶養家族1人につき、所得税3万円、住民税1万円の合計4万円が2024年(令和6年)の税金から控除されます。
尚、定額減税される金額より所得税額が少ない人は、差額分が給付金として還付される予定です。
また、所得税が非課税となっている世帯は、減税ではなく給付金が支払われます。
給与明細への所得税減税額の明記は、6月1日施行の関係省令の改正によって義務付けられる見込みです。
これにより、従業員へ交付する給与明細には「減税額」を明記しなくてはいけません。
6月上旬に給与や賞与を支給する予定のある事業所は、早急な対応が求められることとなります。
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