令和５年度の地域別最低賃金引上げ額の全国加重平均は、過去最大の41円の引上げとなる見込みです。

 

中央最低賃金審議会は、最低賃金引上げの「目安」について答申しましたが、この目安通りに引き上げられた場合の上昇率は4.3％。

全国加重平均額は1002円となり、初めて1000円を突破します。

 

引上げ額は過去最大だった昨年の31円を大幅に上回ります。

昨年度の最低賃金引上げ以降の消費者物価指数の伸び率が4.3％となり、最低賃金の引き上げ率を大きく上回ったことなどを重視し、今回の答申となりました。

 

・東京都：1,072円→1,113円

・静岡県：944円→984円

・愛知県：986円→1,027円

・岐阜県：910円→950円

・三重県：933円→973円

・大阪府：1,023円→1,064円

・福岡県：900円→941円

 

令和5年10月1日より適用となる見込みです。

※金額は変更となる可能性があります