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令和4年度の雇用保険料率が決定しました
2022/3/31

昨日(3月30日)、雇用保険料の引き上げを柱とした改正雇用保険法が、参院本会議で賛成多数で可決、成立しました

 

昨日(3月30日)、雇用保険料の引き上げを柱とした改正雇用保険法が、参院本会議で賛成多数で可決、成立しました。

現在の保険料率は労使合わせて賃金の0.9%ですが、これが4月に0.95%、10月に1.35%へ引き上げられます。

雇用保険料率は、失業等給付、育児休業給付、雇用保険2事業の3つの合計で決定されていますが、4月から全額事業主負担の雇用保険2事業の料率が0.3%→0.35%、10月から労使折半の失業等給付の料率が0.2%→0.6%へ引き上げられます。

年度内に料率の変更が必要となり、実務上では労働保険年度更新手続き等が大変煩雑になる事が想定されます。

また、雇用保険料を含む労働保険料は1年分を一括又は分割での前納です。

昨年までの保険料より大幅に増える事が見込まれますので、注意が必要です。